会社を作るためにはどんなことが必要なの?
質問
40代会社員です。現在勤めている旅行代理店を早期退職し、新しく旅行会社をつくることにしました。会社設立にあたっての手続きや届出など、代行依頼もできるが自分ですることも可能と聞きました。どうするかはまだ決めていませんが、手続き等について知っておきたいので教えて下さい。
答え
旅行会社を作るために必要な手続きや届出についてということですが、おっしゃる通り専門家に一切をお願いすることもできますし、すべて自分で行うこともできます。あとは専門家に相談しながら、できる範囲のことは自分で行い他を任せるという手段もあります。
会社をつくる際の決定事項
さて、本題の手続きや届出の内容についてですが、まずは会社の基本となる部分を決定しなければなりません。会社の商号、住所、目的、役員、事業年度などです。
手続きには必ず印鑑も必要なので、上記の内容が決定したら早い段階で作っておきましょう。だいたい印鑑の店に行けば会社実印、銀行印、角印の3点セットで販売されています。
次に、定款を作成しなければなりません。この定款は会社の運営方針などを含む規則を定めたもので、会社設立にあたってはとても重要なものです。
内容は必ず記載しなければならない事項と、任意で記載する事項とがあり、完成したものは公証人役場で認証を受ける定めになっています。
認証にかかる費用については、手数料5万円と収入印紙代4万円が必要です。
ただし、電子定款の場合は収入印紙代は必要ありません。
会社を作ることに伴う資本金用意と登記申請
次に、資本金の振込です。発起人名義の口座に振り込み、その証明のため通帳をコピーします。振込証明は登記の際に必要になります。資本金の振込先の金融機関についてですが、郵便局は認められていないので注意して下さい。
最後に登記申請を行います。申請書に必要資料を添付して法務局で手続きします。登記が完了すれば会社として認められることになります。ちなみに、登記には登記免許税として最低15万円必要です。
だいたいこれが会社設立に関わる手続きですが、自分の力ですべて行うのはかなりの労力と思われます。会社の立ち上げに向けての準備もあるでしょうから、専門家に依頼すれば手続きはスムーズに進めることができるでしょう。
ただ、専門家に依頼するとなるとそれ相応の報酬が必要となることも確かなので、まずは相談という形で行政書士や司法書士事務所に問い合わせてみるといいかもしれません。



