会社をつくる際の定款作成について教えて
質問
現在派遣会社をつくるべく準備中の20代女性です。女性が活躍できる会社にしたいと考えています。会社設立にあたって初めて「定款」という言葉を耳にしたのですが、この定款について教えてください。また、定款はどのように作成すればよいのでしょうか。
答え
定款は会社の憲法
定款という言葉は確かに普通に生活している中では耳慣れないものかもしれないですね。しかし、会社にとって定款は運営方針や規則を定めるもので、「会社の憲法」のようなもので会社にとっては重要なものです。
定款の記載事項
定款を作成するにあたっては、いくつかの決まりがありそれに沿って行わなければなりません。公証人役場での認証が必要なものなので作成は慎重に進めましょう。
まず定款の内容についてですが、記載事項が「絶対的記載事項」「相対的記載事項」「任意的記載事項」の3種類に分類されます。
絶対的記載事項は定款に必ず記載しなければならない事項で、会社の商号や本店所在地、事業目的などが盛り込まれています。記載漏れがあった場合には定款自体が無効となってしまいます。
相対的記載事項は必ずしも記載が必要ではないものの、記載がないと規定としての効力が生じないことになります。例を挙げれば、現物出資や株式の譲渡制度などで、このような規定がある場合は必ず記載しておきましょう。
任意的記載事項は特に記載が必要ない事項で、決算期や役員に関する内容です。
定款の体裁
次に定款の体裁等についてですが、用紙のサイズはA4かB4サイズを使用し、製本の方法はホチキス留めか袋とじにします。
ホチキス留めの場合は全てのページのとじ目に、袋とじの場合は背の部分と裏表紙の境目に契印を押印します。
また、定款には発起人全員の実印を押印しなければなりません。
なお、この定款は会社保存の原本と公証人役場の保管用、登記所提出用に3部作成する必要があります。
定款が完成したら公証人役場で認証を受けるのですが、その際に必要なものは発起人全員の印鑑証明書、収入印紙代4万円(電子定款の場合は不要)、認証手数料5万円、謄本手数料などです。認証に代理人を立てる場合は委任状が必要です。



